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日常生活(ブログ)

鍼灸学科

浸透圧、プチ実験!

「浸透」って、聞いたことありますか?
生理学のはじめぐらいに習う「物質の移動」の1つです。

浸透は、「濃度の違う液体が細胞膜を間に挟むと、濃度の低い方から高い方へ水が移動すること。」と習います。
その強さが浸透圧です。
しかし、ミクロの話しでイメージが難しく、ここで挫ける人もいるようです。

そこで、プチ実験!
(食べ物を使っての実験ですが、ご容赦ください。)
①ウズラの卵を酢で溶かして、殻を取り除きます。

(細胞膜だけになった卵。これ、1個の細胞なのです。初めは、左右、同じ大きさ!)
pre
②真水に1個(左側)、メチャメチャ濃い食塩水に1個(右側)、入れます。
 そして変化を見ます。

③しばらくすると、・・・
左側、大きくなった!?(水が周りから中に入ったのです!)
右側、萎んだ!?   (中から水分が出たのです!)
aft
どちらも卵の周りの液体の濃度の影響で、水分が移動する「浸透」でした。

(右側は、近くで見ると水分が出た分、少しシワが寄ってました。)
zoomup

こんなプチ実験、もっとみんなに見せたいな。
他にもないかな、また考えよう。
お楽しみに!

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