インパクト重視でタイトルをつけてみたら
めちゃくちゃ仰々しくなってしまいました。
昨日のブログを書いていて、自分の学生時代を
色々思い出したこともありますし、
先生って学生時代どんな勉強をやっていたのかって
学生に時々聞かれたりもするので自分が学生時代やっていた
勉強法を少し書いてみようかなと思います。
昨日のブログでも書いたように自分は子供を保育園へ預けながら
3年間学校に通っていました。
なので家に帰ってからや休みの日は母親業に専念するため
一切勉強しないで、学校にいる間と通学の電車の中だけが
自分が勉強できる時間でした。
限られた時間しかない方がそこを逃したらやる時間がない!
勉強しないで点数が取れるほど自分の能力が高くないから
10代の現役生と同じ勉強法じゃだめだと
入学前から思っていました。
あとは大人が一度は感じる「あー、学生時代勉強しとけばよかったな」
という感覚があったからこそ勉強が出来たのかもしれません。
大学時代に遊びすぎて留年ギリギリで卒業した反省もあります(笑)
他の先生方はまた違った勉強をされていたでしょうし
勉強に対する姿勢や、良いと考える遊びと勉強のバランスも
それぞれ違うので、こうでなくてはいけない、ではなく
こんな先生が一人いるんだなという気持ちで
ふわっと読んでください。
➀その日学んだことは全て理解して帰る
わからないことをわからないままにしておくと、
どこがわからなくなってしまうのかわからなくなり
テスト前になってようやく「そういえばここわからなかった!」
と後悔とともに思い出すことになるので、
ノートやプリントに授業を聞いていてわからなかった言葉に
印をつけて、その日のうちに教員室に質問に行っていました。
そのほか、授業が行われた範囲の教科書を読んで
わかるかで授業内容を理解しているかどうかを確認していました。
その自分がわかった時の言葉は必ずノートやプリントに残していました。
その時自分がわかった言葉は理解したことを忘れてしまった
未来の自分も理解できる言葉なので思い出す時間が節約できます。
➁覚えたことを忘れないよう反復
経穴の暗唱(自分の学生時代にもありました)をはじめ、
小テストなど毎週何かしらの課題があり、
そのための勉強を行いますが、先ほどのリンク先の記事にもあるように
覚えたこともやらないと忘れてしまいます。
時間をかけて覚えたことは、なるべく毎日、最低でも授業前には
サラッと見返すということをやっていました。
➂学校の先生を好きになる
同じことを言われても好きな人に言われるのとそうでない人に
言われるのでは頭に入ってくる情報量が全然違います。
(少なくとも自分はそのタイプです)
なので、入学前から学校の先生のことは嫌いにならないと決めて
入学しました。
幸い先生には恵まれましたので楽しく勉強することが出来ました。
まあでも人間だから嫌いだなと思う人がいてもいいと思います。
そういう場合も「何故この人が嫌いなんだろう」と嫌いな人の
嫌いな部分を分析できれば将来自分はそこで失敗しないいい反面教師!
と思えばその人のことをポジティブに受け止められると思います。
……話が逸れました。
先生を好きになることで授業も積極的に聞こうという気持ちに
なりますし、テストも先生との対話のような感覚で受けられたので
学生時代結構テストは好きでした(というとだいたい
学生には「気持ち悪っ」と言われるんですけど)
➃テストの間違えたところは自分にとっての最大の参考書
テストで自信をもって答えて正解しているところは
ちゃんと理解できているところなので、そこではなく
テストで間違えたところをテストが返ってきてから
なるべく早いタイミングで確認していました。
なんならテストが終わってわからなかった問題は
テストが終わった瞬間確認したりもしていました。
「あれ?なんだったっけ?」って思った瞬間が
一番頭に入る瞬間だと経験的に思っています。
➄授業内容について積極的にクラスメイトに教えていた
人に説明するって自分が理解できていないと出来ないので
クラスメイトの勉強を見ながら自分の復習にもしていました。
説明できないところは調べたり教員室に質問に行って
クラスメイトにまたシェアしたりして。
実はここで「人によって理解できる言葉が違う」とか
「相手が理解できたときの喜びを共有できる」というのが
楽しくて教員を目指し始めました。
今教壇に立っているのは当時のクラスメイトのおかげでもあります。
教員になるならないは別としても治療者やトレーナーは
自分が知っている知識をその知識を知らない人にわかりやすく
説明することが求められる仕事なのでその練習にも
お互い説明しあうというのは良いと思っています。
⑥良く寝る
睡眠時間は本当に大事です。自分の場合子供の夜泣きとの
闘いもありましたが、睡眠時間が確保できているか否かで
頭の働き、知識の定着度は全然違うなとめちゃくちゃ
実感しています。
大学では勉強しなかった(キッパリ)、専門学校では勉強した、という
どっちのパターンも経験した上で思うことは
学校に通っている間はいわば施設サブスク、教員サブスクなので
学生という立場を最大限活用する方がオトク!ということです。
わかると勉強は楽しい。楽しいからまた先生の話を聞こうと思う。
といういいループに早いタイミングで入ってほしいなあと思います。
少し前まで医療科に入ってくる前のメディカルアスリート生を
対象に、そういう話ができる機会をいただけていたので、
実行してくれたらいいなと思いながら勉強の仕方の授業もしていました。
人によって理解できる言葉、適した勉強法は違うので
それを見つけるまでが結構大変だったりしますが、
自分が先生方に丁寧に育ててもらって勉強が好きになれたので
同じように学生たちが勉強が好きになってくれるよう
3年間という短い期間ですが、積極的に関わっていきたいと
思いながらまだまだ試行錯誤の毎日です。
(卒業式で医療科代表として謝辞を読んだ時の写真が
学校の写真フォルダに残っていたので、懐かしくも
引っ張り出してきました。若いなあ……)