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日常生活(ブログ)

鍼灸学科

Z通鍼:お肉じゃない!?

皆さん、こんにちは!教員Zです!

「霜降」ってご存知ですか?
といいますか、一つ前のブログとかぶってますね…
そうとはつゆ知らずに、ブログを書いたので…(>_<)

読み方は「しもふり」ではなく、「そうこう」と読みます。

さて、「霜降」二十四節気の第十八番目の区分です。
今年の「霜降」は10月24日(月)でした。

二十四節気は、昔の中国の太陰暦による季節のズレを正すため1年を二十四等分に分けた区分法です。

元々は中国のものですので、日本用に微調整するため、『雑節』と呼ばれる「土用」、「八十八夜」、「入梅」、「半夏生」、「二百十日」なんかが加えられています。

で、「霜降」ですが、季節的に露が冷気によって霜となって降り始める頃のことです。

「霜降」(10/24)から「立冬」(今年は11/8)までの間に吹く寒い北風を『木枯らし』と呼びますが、3日前(10/25)は冷え込みがきつく、今年初の『木枯らし1号』が吹きましたね。

ほんと古代人の観察力・経験則の凄さには驚嘆ですね!

古典ベースの鍼灸治療をされる先達の中には、この二十四節気を常に意識し、季節に合わせた配穴をされます。

先達によっては、季節に合わせた治療こそ真の本治法だとおっしゃられます!

皆さん、決して「霜降」は、牛肉の脂肪が肉の間に細かく網の目のようになった「しもふり」とは読みませんよ! 

あしからず!

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