毎年実家の庭から葉を採って秋ごろ行っている
びわの葉灸の授業風景です。
熱くなりすぎないように間に紙などを
挟んでいますが、びわの葉が直接肌に
触れるようにお灸を行っています。
中国の古い薬学の書籍でビワは東洋医学的な
考え方で五臓の「肺」に関係する記述が多く
みられますが、日本では少し違った理由で
民間療法として広がってもいるようです。
びわの葉灸のやり方もいろいろありますが、
授業では上から火のついた棒灸を
押し当てて、温熱刺激に加え押圧刺激も
与える「押灸」という方法で行いました。
垂直に押し当てるのに少してこずる学生も
いましたが、試行錯誤しながら頑張っていました。