先日、大阪市住之江区の中学校で行われた「避難所開設訓練」に出向きました。
訓練は、中学生が「避難所」に必要なことを感じることが目的でした。
講師は住之江区の災害アドバイザーの方でした。
(アドバイザーによる講義)
体験実習では、地域の住民の方、消防署の方、国際交流センターからの留学生の方、高校の先生・鍼灸師で防災士の私など多数のボランティアも加わって、騒然とした感じで、まさに「リアル避難所」の印象でした。私も中学生と一緒にウロウロするばかりで、改めて知識や経験の大切さを感じました。
(遠くは避難所の係を担当する中学生、手前は避難者役の地域の方)
住之江区は海に近く、南海トラフ地震の時には津波の襲来も予想されています。
区を上げての積極的な活動に、敬服するばかりの時間でした。
鍼灸の業界団体では、被災者の方への心身のケアを行う準備を進めており、今回の経験も準備に活かしたいと思います。