教員kわはらです。
灸のための道具です。
そして、すべての鍼灸師さんがコレを使うわけでもないので、見たことがない鍼灸師の方もいるかもしれないです。
これは棒灸といいまして・・・
名前の通り、棒の形をした灸です。
大きいタバコのようなものですが、タバコの葉のかわりにモグサが詰まっているわけですね。
もちろん、吸う、という使い道はありません。
棒灸は、手に持って、ツボなど温めたい部位に近づけて気持ち良い程度に温める、という、言ってしまうと技術?免許?要らないのではないかと思われかねない感じですが、そこはおいといて、
単に手に持つ、という作業が、以外に大変なのです。
患部を一定温度で継続して温めるためには、皮膚から一定の距離を保って手をホールドしておかなければならないわけです。
意外に手が、腕が、プルプルします。
そこで、本日ご紹介の一品が役に立ちます。
正式名称わかりませんが、ホルダー、でしょうね。
このように、ホルダーに棒灸を挿して使うことで、棒灸を安定させることができるわけです。
棒灸には、もうひとつ、お役立ちグッズがあります。
棒灸を消す道具です。
これは名付けようもないですね、「棒灸消し」?イマイチです。
棒灸を押しこめば、そのうち火が消えます。
でもこれが無いと、
濡らして消す?燃え盛るモグサを切断する?
ちょっと後々使い勝手が悪くなります。
ですから、とても重宝します。
これらのグッズは、灸の使い方とともに1年生の授業で紹介するわけですが、紹介するたびに、何人かの学生が購入を希望します。
商売を始めようか・・・^μ^