今日も授業の一コマを紹介します。
鍼灸学科では、鍼や灸の操作だけでなく、治療に必要な検査法なども実技を交えて学びます。
『血圧測定』もその一つです。
ただ、一般的に血圧は(上)腕で測りますが、この授業では“下肢”で血圧を測りました。
(もちろん、上肢の血圧測定方法を学んでからの授業です。)
写真にあるように下腿にマンシェットを巻いて、(足背)動脈の拍動を触知(触診法といいます)しながら測ります。
ちなみに触診法では最高血圧値のみが測定でき、この値を上肢の最高血圧値と比べることで下肢へ行く血管の状態を調べるわけです。なかなか難しい話ですね
連休が明けると神経学的検査法(神経の状態を調べる検査)について学びますので、また紹介できればと思います。