緊急事態宣言がなかなか解除されないで、
様々な面で不安を抱えていることかと思います。
例年だったらもう1年生とも打ち解けて
冗談を飛ばしあっている頃ですが、
学生の声がしない教員室にもすっかり
慣れてきてしまいました。
学生の声がしないと教員室は静かなのかというと
学生へ郵送する遠隔授業資料の印刷と発送手配で
なにかと慌ただしくしています。
平時だと1週間に分けて配布されている資料が3学年分
一気に印刷して並ぶのでまさに圧巻です。
これで半分くらいになります。
これらをそれぞれの学年でひとりぶんずつにまとめて
宛名シールを貼って郵便局まで持っていく作業を
教員で分担して行っています。
実技科目を中心にお互いに施術し合うような実習が
全く出来ないため、大幅に授業内容の変更を
しなくてはならない科目もあり、そういった科目は
登校禁止期間が延長されるたびに授業計画の
立て直しを余儀なくされます。
今起きていることを嘆いても仕方がない。
将来がかかっているもっと大変な学生のために
今ある環境の中で最良のものを届けたい、と
考えながら自分もまた今年度2回作り直した
授業計画に赤を入れています。
学校が始まったら絶対取り返す。とは他の教員も
このコロナ禍の中で良く言う言葉です。
今出来ることを最大限頑張ろう。
そんな思いも課題や授業資料とともに詰めて
学生の皆さんに届くといいなと思います。