11月24日、25日、大阪府茨木市の立命館フューチャーキャンパスにて、第46回日本伝統鍼灸学会が開催されました。
今回の学会の盛り上げ役は、「ハラノムシ」
遠い昔、人が体調を崩すのは、身体の中にいる虫のせい、と思われていました。
今でも、「腹の虫が収まらない」「虫のしらせ」など虫が私たちの身体にいるかのような表現をすることがありますよね。そのもととなったのが「ハラノムシ」と思われています。
ハラノムシは、「針聞書」という戦国時代に書かれた書物に登場します。
この書物は、鍼師の流儀書であり、日本で現存する最古の鍼灸の書物とされています。そして、当時の茨木に住んでいた茨木元行によって記されたと言われており、茨木市が「鍼の聖地」と言われるようになりました。
という、茨木市での開催。
今回は、学生が学会運営のお手伝いに参加しました。
朝早くから晩まで、よくがんばっていました!
そして教員くわはらが、小児はり体験ブースのお手伝いをしました。
今回の学会は、市民公開講座を多く設けており、さらに、子供たちをたくさんよぶ工夫をしていました。
大人も楽しめる、ということで、かぶってみました、ハラノムシ
鍼灸の学会が、こんなに、身近で楽しいと感じたのは初めてでした。
一般の方にも身近に感じられること。とても大切なポイントと思っています。