こんにちは、桝です。
先日1年生はり基礎実習で行ったことを紹介します。
はりというのは、患者さんの身体にはりを刺します。
なので、注射と同じように刺す前に必ずアルコール消毒をします。
消毒するのはまず自分の手、それから患者さんに触れる部分と刺す部分です。
授業では、消毒の大切さと、消毒をしない手というのはどれだけ
汚れているかを 知ってもらうため「寒天培地」という、寒天で
出来た菌やカビを培養するシートを 使います。
実験の流れは手を洗い、消毒したあと身の周りにあるものに
触れてからシートに手をつけます。どんなものに触ってたかと
いうと、スマホ、シャーペン、メガネ、髪などでした。
そして、結果はこうなりました。
左は新品で、右は手をつけて一週間培養したものです。
左は透明ですが、右は黄色く濁っていますよね。
これは、手に菌やカビが付着していた証拠です。
これを見た1年生は少しショックを受けていましたが、
消毒の大切さを感じてくれていました。