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日常生活(ブログ)

鍼灸学科

鍼と電気

鍼は、ツボに刺すだけではありません。
筋肉をゆるめたい場合などは、直接筋肉を狙って刺すこともあります。
筋肉の硬い部分に刺したりその筋肉の反応しやすいポイントを狙うなど、

筋肉に刺すと言ってもいろいろな打ち方があります。
そして、鍼を刺すだけでなく、その鍼に電気を流す方法もあります。
低周波治療器という電気を流す機械があります。
低周波の電気には、筋肉をゆるめたり痛みを緩和する働きがあります。
治療として、鍼の効果と電気の作用の相乗効果を狙って鍼に電気を流すこともします。
筋肉を狙って鍼を刺す場合、目的の筋肉に鍼が当たっていなければなりません。
電気を流せば筋肉が動きますので、動いた筋肉を見て目的の筋肉に当たっているのか外れているかもわかります。
今回、脚の筋肉をいくつか指定して学生たちの打った鍼に電気を流してもらいました。

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1つの筋肉に2本の鍼を打ち、その筋肉だけに電気を流す方法です。

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膝の上と下の2つの筋肉に1本ずつ鍼を打ち、2つの筋肉に電気を流す方法です。

目的の筋肉が動かない場合は、鍼を打ち直して再度トライしてもらいました。
「ごめ~ん! もう一回打たして!」という声が、あちこちで聞こえていました。

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