教員Kわはらです。
先日、東京、国立科学博物館で行われている「医は仁術」展に行ってきました。
ドラマ「仁」にちなんでの医療展示のようで、ドラマで主人公を演じた俳優の大沢たかおさんが案内するような設定になっています。
医療の展示とは言っても、江戸時代を中心とした、医療の発展の歴史、です。
江戸時代に解剖が行われるまでは、中国の医学書に書かれた臓腑を信じるしかありませんでした。
しかしながら、中国の医学書に書かれた臓腑に疑問をもつ医者も多く、ついに、斬首刑の死刑囚の遺体で解剖が行われることになり、これまでの概念が否定され、解剖の通りに書かれていた西洋医がkの書物が高く評価されるようになりました。
書物『臓志』は初めて解剖を行った山崎東洋という医師がその解剖を記録したものになります。
ここにも載せられるくらい、あまり現実的な絵ではないですね^^;
しかしながら、この後、解剖の機会が増え、西洋の文化の学習もあり、次第に図も立体的になってきて、よりリアルな解剖図が増えていきました。
西洋医学が台頭してからの、日本の医学の発展はものすごいスピードであったのがうかがえました。
一方で、遣隋使、遣唐使の際に中国から渡った鍼灸に関したの展示もありました。
ツボ人形ですね。グロテスクですが、忠実に作られています。
鍼の道具
舌の診断用のスケッチもありました。意外と細かい!
もっともっとたくさん写真を載せたかったですが、きりがない^^;
写真を自由にとらせてくれるということが十分ありがたいですね。
でも、撮りきれなかったので、パンフレットを買いました。
学校図書にしたいと思います。
見るもの、得るもの、たくさんあります。是非おでかけください。