教員Kわはらです。
本校鍼灸学科教員の桑原が、台湾の美容の研究会での講演依頼を受け、強行32時間滞在で行ってまいりました。
会の名前は、「台湾中医美容学会」
そこで、日本の美容鍼灸について語ってほしいとのことでした。
事前に送っていただいたプログラムがこちら。
突っ込みどころ?というか、楽しい表現満載。見にくいかもしれませんので補足しますと、
まず、履正社の名前が、「履正社医療体育学校」。間違いではないんですが、漢字になると、しかも、旧漢字になると、なんか違うものに見えますね。また、年号が105年とか。辛亥革命が基準らしいですね。
そして、なぜかなぜか、桑原理恵「教授」。私は一度も教授だなんて名乗ったこともないし、違う、と説明もしたのですが。。。
現地へ着いても教授のままでした。
こちらは、空港で、ベンツでお出迎えしてくださった方が持っていたサインボード。ありがたいような恥ずかしいような。
この研究会は、今回が第一回目らしく、インターネットでこれまでの実績を探しても見つからず、不安で不安で仕方なかったのですが、行ってみると、とんでもない、(良い意味で)過剰な歓待!
講演は、日本語⇒中国語の医師の方が通訳をしてくださいましたので、難しい専門用語に、私が悩む必要はありませんでした。
さて、講演はいかがだったのでしょうか。みなさん熱心で、質問もたくさんしていただきました。
実技に対しても、とても興味を持っていただけました。
感謝状なるものもいただいてしまいました。
参加者は、全員医師。日本では、医師は少し近づきがたいイメージがありますが、みなさんとても気さくで親切でした。用意していただいた懇親会では、医師同士の上下関係も楽しそうで、和気あいあいとした雰囲気で、中国語がわからなくてもとても楽しい時間を過ごせました。なんと、カラオケのリクエストも!
みなさん、会の主催者(会のトップの方)の指示ではあるのですが、32時間中ずっと、食事からホテルの手続き、観光、空港への送迎など、入れ替わり立ち代わり、どなたかが私の面倒を見てくださる、という状況でした。
あまりに不相応な接待に、すごい先生だとかなんとか勘違いされているのでは、、、と不安でしたが、日本に留学していたこともある通訳の方に伺うと、わざわざ日本から来てくれたことに対してまず皆喜んでいて、できる限りのおもてなしをしたいと皆思っているのだ、とのことでした。
敬われすぎる感じでもなく、とても、心のこもった暖かいもてなしをしていただきました。
海外での講演の経験、というだけでなく、台湾の良さというものを再認識しました。
人も気候も暖かい、そして、ごはんが旨い!
さて、その台湾。
本校鍼灸学科では、研修があるんですよ。
研修の際には、また、声をかけてほしいと多くの先生に言っていただきました。
また、学生のみなさんと、訪問したいと思います。