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柔道整復学科

教員紹介 第2弾

教員紹介第2弾

今回は、柔道整復学科 副学科長の辻井 宏昭先生をご紹介いたします。

辻井先生は、柔道整復師の資格の他、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格も取得されていらっしゃいます。

インタビューア:自己紹介をお願いします。

辻井先生: え~辻井宏昭です。大阪府和泉市出身のお祭り大好きだんじり野郎です。秋祭りは命がけ!家族も4世代が1つ屋根の下、毎日がお祭り状態です。その他の趣味は、格闘技観戦、競馬観戦、それと旅行ですね。毎年のディズニーランド旅行は恒例です。いいパパでしょ!

ちなみに、高校時代は柔道部で、体重は100kgありました。が、現在は75kgです(身長は183cm)。毎日の日課は体重計に乗ることで、将来の目標は、モデル?!(LEONに登場したい!!)かな(笑)

インタビューア:辻井先生は柔整師の資格の他、色々と国家資格をお持ちですよね。

辻井先生:はい。高校卒業後すぐに、鍼灸の専門学校に入学し、あん摩・マッサージ・指圧師免許と、はり師・きゅう師免許を取得しました。その後、柔道整復師免許取得。また、介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格も取得しました。

インタビューア:それぞれの資格でどの様な臨床体験をお持ちですか?

辻井先生: うちの妻になんですが、第1子が妊娠中逆子だったので、産婦人科医指示の下、両脚の三陰交というツボにお灸をしました。おかげさまで、1ヶ月後の定期検診では正常に戻りました。ただ、妻からはお灸の痕が残ったと怒られました・・・。

そんな訳からか、今でも妻へは足のリフレクソロジーをやらされ・・・え~、行っています(笑)。

ケアマネージャーの仕事では、要介護者との面談時に、様々な医療の知識に基づいたアドバイスを行っています。

例えば、体操の指導や様々な疾患に対するアドバイス等々。

インタビューア:なぜ様々な資格を取得しようと思われたのですか?

辻井先生: 怪我をした人を治してあげたい、高齢者の人達の治療や健康維持に関わりたいとの想いで様々な代替医療に興味を持ち、資格を取得しました

あん摩マッサージ・指圧は素手だけを使った手技療法。

はり・きゅうでは、鍼やモグサを使っての経穴治療。

柔道整復においては、西洋医学に基づいた徒手整復法及び後療法。

これらのものはお互いの考え方の相違を理解するのに苦しみ、悩まされました(笑)

 

インタビューア:それらの悩みはどの様に解決されましたか?

辻井先生: そういった悩みも時間をかけて臨床経験を積むことで、治療過程に違いはあるけれど、患者さんを治すという最終目標は同じと感じたときにそれまでの悩みは吹っ飛びました。

研修時代に常々教えられたことは,

『治療とは、単に病気や怪我を診るだけではなく、人を診ること』です。

今でも私の教訓です。

以降、私の考えとして、一つの技術に固執せず、適材適所、有効にその技術を用いて、患者さんを治療することが大事だと思います。ただ、EBM(根拠ある治療)として裏付けある治療法を心掛けています。

インタビューア:それでは、最後になぜ柔道整復学科の教員になられたのか理由を教えてください。

辻井先生:教育には以前から関心がありました。なぜなら、母が幼稚園の元園長という事もあったからです。また、患者さんを受傷後の最低レベルから本来持つ能力へ機能回復を完全に取り戻すには、やはり、心理的分析力、教育的思想力が必要でしょう。治療家も教育者も通じるところは同じなんです。

そして今は、「広い視野から物事を見ることができる医療人」そういう人材を育てたいです。

インタビューア:辻井先生が普段からかもし出している、温かく、優しい雰囲気は、そういうところからなのですね。本日はありがとうございました。

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