サッカーコース

Introduction of learning学びの紹介
サッカーを通じて人間力を身につけ社会貢献とスポーツ文化の発展を目標にチャレンジ!
めざせる分野
サッカーコースでは、将来の目標に応じて選択できる6つの分野を用意しています。
学びのステップ
日本のサッカー界を担うサッカー人として、これから活躍するための学び方がある
女子は「履正社FCレディース」に所属し、男子は各自の希望に応じて、高いレベルでのプレーヤーをめざす人は「履正社FC」、指導者や審判、スポーツビジネスをめざす人は「履正社CLUB」のいずれかへ所属します。全ての学生がサッカーの理論や実技のほか、指導法や審判、スポーツビジネスなどの基礎をトータルに学びつつ、資格取得についても積極的にチャレンジします。
希望する進路に応じて所属チームを変更し専門分野を決定します。
- 履正社FC
- 履正社クラブ
- 履正社FCレディース
2年次に進級する際には、各自の希望する進路に合わせて、講義の選択や所属チームの変更が可能です。男女とも各所属チームでサッカー実技の向上を図るとともに、卒業後の目標に向け、公認C級コーチや2級審判員、その他さまざまな資格取得に取り組みます。また、担任とキャリアセンターが連携して、進路決定をサポートします。
卒業後の主な進路
- Jリーグクラブコーチ
- Jリーグクラブスタッフ
- 社会人サッカー選手
- 一般企業就職
- スポーツショップスタッフ
- スポーツ施設スタッフ
- Jリーグ審判員
- トレーナー
- 公務員
- 大学編入学
- 海外留学 など
取得可能な資格
- 日本サッカー協会公認C級コーチ
- 日本サッカー協会公認キッズリーダー
- 日本スポーツ協会公認ジュニアスポーツ指導員
- 日本サッカー協会公認審判員
- 日本トレーニング指導者協会(JATI)認定トレーニング指導者
- JFAフィジカルフィットネスライセンス
- JFAスポーツマネージャー資格 Grade2
- リテールマーケティング(旧販売士)検定2・3級
- 日商簿記検定2・3級
- ビジネス実務マナー検定2・3級
- サービス接遇検定2・3級
- 秘書検定2・3級
- ビジネス文書検定2・3級 など
※以下、ダブル・ラーニング選択者のみ
- 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
- 理学療法士(国家免許)
- 柔道整復師(国家免許)
- はり師・きゅう師(国家免許)
- TOEIC800(目標スコア)
※以下、「大学教育学専攻」選択者のみ
- 学士(大卒認定の学位)
- 保育士資格(1種)
- 幼稚園教諭(1種)
- 小学校教諭(1種)
- 中学校教諭(1種)
- 高等学校教諭(1種)
日本サッカー協会(JFA)公認
C級コーチ資格について
JFA公認C級コーチ資格対策を目的にした指導実践は、実際に他チームを指導することで、伝え方や見どころが変わるので非常に良い経験となります。
本校サッカーコースでは在学中にこの資格を取得するための授業を設けています。公認C級コーチの資格は指導実践と筆記試験を、ともに合格して取得となります。そのため、2年生では指導実践を積み重ねる指導法の実技もあり、多くの事を経験して指導者となって巣立って行きます。

在学中に2級審判員が取得できる、
全国初の学校
2010年「2級審判員養成校」として全国初の認定。通常2級審判員の取得には、3級取得から数年かかりますが本校では授業内のカリキュラム受講と認定試験合格だけで取得が可能。
Jリーグ・JFL に審判を輩出!
1級審判員の受験資格を得るためには、2級審判員の資格を持って経験を積んだ上で、各地域のサッカー協会から推薦を受ける必要があります。つまり2級に合格することが、一流審判員へのスタートともいえるわけで、履正社が全国に先駆けて2級審判員養成校になったのも、1級審判員への道筋を作るためなのです。現在2級審判員の卒業生も男子6名・女子1名となり、地域で活躍しています。国際審判員が誕生する日もきっと近いはずです。
COLUMN
実習の現場から
Jリーグとのネットワークを活かしたインターンシップ実習ではショップや試合会場でのサポート業務などを経験し、クラブの舞台裏を学びます。
また、1年次に日本サッカー協会公認C級コーチ資格を取得することが可能。そのため、2年次には近隣のジュニアチームなどで実践的なコーチ経験を積むことができます。その結果多くの卒業生が、J1クラブのジュニアコーチとして活躍しています。
トップレベルの審判員を目指す学生には、1 級審判インストラクターの講師陣から直接指導を受けられる授業があります。
2年次には全員参加のアジア海外研修も実施しています。各国のサッカーのエッセンスを知り、スポーツを通じて国際交流をする素晴らしさを体験することができます。

専門カリキュラム・時間割
専門カリキュラム
スポーツ心理学/スポーツ栄養学/スポーツ医学/スポーツ社会学・経営学/スポーツ行政・指導論/スポーツ生理学Ⅰ/ 解剖学/ 発育発達論(幼児体育)/サッカー実技FC/サッカー実技CLUB/サッカー実技女子/サッカー指導法Ⅰ/サッカー指導法Ⅱ/サッカー審判法Ⅰ/サッカー審判法Ⅱ/トレーニングⅠ/トレーニングⅡ/実習Ⅰ(競技・指導・運営・審判)/実習Ⅱ(競技・指導・運営・審判)/サッカー概論/サッカー戦術/ゲーム分析/テーピングⅠ/イベント運営法/クラブ経営学/パソコン演習/公務員対策/販売士試験対策/簿記試験対策/実践小論文・実務小論文/ビジネス実務マナー/ビジネスマナー/応接マナー/ゼミ/アジア海外研修/海外研修(南米・ヨーロッパ)/国内研修
※ 上記のタイムテーブルは一例です。アスリート系の時間割は、実技重視の時間割に変わります。
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留学対策
FIFA加盟国は現在202ヶ国を数え、海外でプレーする日本人選手も多くなるなど、サッカーはグローバル化しています。英会話の授業なども行っており、海外留学を希望する学生は受講可能です。
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パソコン講座
履正社では日本商工会議所が行うパソコン検定試験(日商PC検定)の対策講座を実施しています。サッカービジネスの現場でも必要となるパソコンの知識も、在学中に習得できます。
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大学編入対策講座
履正社から4年制大学へ編入学して教員免許を取得し、高校サッカーの指導者をめざす学生のために、大学編入試験のサポートにも注力。国立大学への編入生も数多く輩出しています。
体験型学習
海外留学希望者

海外が初めてでも安心の履正社ネットワーク
履正社では、海外でサッカーを体験してみたいという学生の声に応え、独自のネットワークを活かして、個人留学を全力でバックアップしています。行き先は、スペインのムルシア、イングランドのロンドン、ドイツのマインツ、オーストリアのインスブルックなど。各国のコーディネーターに、現地での実技研修の手配などを依頼しています。航空券の手配や携帯電話の契約など生活面においては、履正社の教員がサポートします。海外が初めての学生でも安心です。

世界のサッカーを知りコミュニケーション力の向上を
学生には、世界のサッカーに触れてほしい、そして日本語が通じない環境でプレーすることにより、コミュニケーション力も磨いてほしいと願っています。コミュニケーション力は、社会に出てからも必要とされる能力で、人材育成の課題の一つです。日本語の通じない海外では、言葉の大切さを肌で感じ、意思疎通をする能力を高めることができるでしょう。留学先には、サッカーが好き、もっと強くなりたい、という選手が世界中から集まっています。本気で相手に向き合えば、気持ちはきっと通じ合います。

学生の希望に応じた充実した留学スケジュール
留学を希望する学生の多くは約1カ月間、実技研修やプロチームの試合観戦などでサッカーを満喫します。プロのスカウトが練習を見に来るような、レベルの高いサッカークラブで研修をすることもあります。
欧州サッカー連盟(UEFA)の指導員ライセンスを取得するため、イングランドに半年かけて留学する学生もいます。
各自で設定した目標を達成するため、教員がアドバイスやサポートをします。

世界のサッカーを知り改めて履正社の充実を知る
世界のサッカー環境を知ると、履正社のカリキュラムがいかに充実しているかを実感してもらえるでしょう。カリキュラムの内容、質ともに、海外と同等あるいはもっと上のものを用意しています。また一人で世界に飛び出した学生たちは、夢を応援してくれる家族のありがたみや日本食のおいしさを感じるなど、多くのことを学んでいます。若いうちに今ある自分の環境から思い切って飛び出してみることが、人としての大きな成長を約束します。
国内研修1年次必修

熊野本宮大社・八咫烏参拝研修
新入生は4月の入学式後、1泊2日の日程で和歌山県の熊野古道に代表される世界遺産・熊野本宮大社への研修があります。この熊野本宮大社の神の使いとされているのが八咫烏(ヤタガラス)で、日本サッカーのシンボルであり、日本サッカー協会や日本代表のエンブレムなどに用いられていらます。
Jリーグとのネットワークでサッカーを学ぶ1年次必修

ホームゲーム実習
関西のJリーグチームであるセレッソ大阪、ヴィッセル神戸のホームゲームにおいて、本校の学生が「ホームゲーム実習」をおこなっています。試合開始前は準備スタッフとして、ホームゲームを支えます。また、セレッソ大阪では前座として行われる少年サッカーの試合でレフェリーを務めます。Jリーグの試合を通してトップ選手の息づかいやスタジアムの興奮から、日本サッカーのTOPレベルの世界を体感できる実習です。
アジア研修2年次必修

国境を越えてアジアのサッカーを
履正社のサッカーコースでは、2年次に全員参加のアジア海外研修を実施しています。これはサッカーの活発なアジアの国から1ヵ国を選ぶというスタイルです。例えば、2013年の研修先は韓国、2014年の研修先はシンガポール、2016年の研修先はタイでした。
練習や試合を行うだけでなく、アジア諸国のサッカー選手との交流を図ることもでき、各国のサッカーの長所をより具体的に取り入れる機会ともなっています。
また、現地の文かも実体験する研修となっています。サッカーは世界中で愛されているスポーツで、いわば世界の共通言語でもあります。スポーツを通じて国際交流する素晴らしさを体験することができます。そしてアジアへの海外研修を必修にしているもうい一つの理由は、世界へ目を向けることがサッカー人に欠かせないことだと考えているからです。海外体験をした学生は人間的に成長して帰国します。
インターンシップ実習
Jクラブへのインターン実習
サッカーコースでは、Jリーグとのネットワークを活かしたインターンシップ実習を行っています。インターンシップ期間中は、ショップや試合会場でのサポート業務など、経験としてJクラブチームの内部を学ぶことができます。
ジュニアコーチ実習

地域でのサッカースクール実習
指導者をめざす学生のために履正社では、提携先のジュニアスクールでのコーチ実習を実施しています。指導者になるためにはコーチング理論も大切ですが実践経験が欠かせません。ジュニアへの指導は公認C級コーチの資格取得の基礎ともなり、この実習を経験した本校学生の多くがジュニアコーチとして活躍しています。