理学療法士は「気付く」ことを求められます。
患者さんのわずかな変化に気付く、障害の原因に気付く、患者さんの内に秘めた思いに気付く、、、
気付く力を高めるためにはどうしたらいいのでしょうか?
とにかく対象を観察するしかないのでしょうか?
考えてみました。
気付くのは自分です。
そして、気付いた時に変化しているのは自分です。
対象物を観察した時にその捉え方が変わるのですから、変わっているのは自分ですよね。
ということは、何かに気付くためには自分の変化に気付く必要があります。
自分をよく観察すればよさそうです。
ちょっと引っかかっている自分の気持ちを観察したり、自分の中で繋がりかけている何かを観察したりとか、、、
「気付く」=「自分の思考を客観的に観察すること」!??
理学療法学科専任教員 松崎仁志