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日常生活(ブログ)

理学療法学科

第5回履正社メディカルスポーツ塾の開催

おはようございます、教員Kです。

今回は、学校法人履正社創立90周年記念行事の一環である“第5回履正社メディカルスポーツ塾”に潜入しました。定員100名としてアナウンスがありましたが、当日は300名を大幅に超す大盛況でした。

テーマは『肩のスポーツ外傷』と『バイオメカニクスから見た肩関節』の2題で、前テーマについて信原病院院長の信原克哉先生が講義され、次テーマについて信原病院バイオメカニクス研究所主任の田中洋先生が講演されました。
 両先生共、とても分かり易く楽しい講演でした。肩関節の進化の歴史から説明され、最新の諸外国の知見検証や、信原病院での最新機器での診察技術結果や、そこから考案した治療方法やその効果について紹介をされました。

興味深かったのは、肩関節の進化の歴史についてで、人の肩関節は魚の前ひれが4つ脚歩行恐竜の前足となり、それが2足歩行恐竜の手となりホモサピエンスに進化している。進化当初は、ドアの金具のような単純な蝶番構造だったのが、最終的には多彩な動きが可能な球関節構造へと、まさに進化しているものでした。アングラーKとしては、釣った魚は姿焼き以外では切り捨てていた前ひれが私たちの肩関節の前身だったとは驚きです。

今回は、企画・運営を履正社医療スポーツ専門学校医療課柔道整復学科が行っていましたがスマートな運営にさすがと思いました。それと、迫りくる大型台風17号が上陸する前に実施できたことをお天道様に感謝でした。

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