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日常生活(ブログ)

理学療法学科

たかがシャーペン

今週は前期試験でした。
試験監督をしていて、シャーペンを1本しか持っていない学生を何人か見つけました。
シャーペンが詰まってしまうというようなことは滅多に起こりませんから、1本だけでも問題が生じることはまずありません。
でも、詰まってしまえば、試験に影響が出て不合格になってしまうということもあり得ます。

滅多に起こらないことをどう考えるかは重要な問題です。
自分が経験したことのないリスクをどう考えるかと言い換えてもいいでしょう。

理学療法士はリスクに対して敏感でなければならない仕事です。
理学療法士が運動療法をしているとき、患者さんが心停止を起こすということは滅多に起こりません。
多くの理学療法士は、そんな経験をすることはありません。
それでも、患者さんの命にかかわるようなことが起こらないよう細心の注意を払っています。

たかがシャーペンですが、真剣に考えてほしいと思っています。

専任教員 松崎仁志

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