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2011.04.19
今それぞれができること、考えること

平成23年3月11日 14:46 東日本大震災発生

この時、私たち理学療法学科教員は会議をしていました。私は、ノートに会議内容を書いていて、急に頭が左右に揺れ、強いめまいが起こったと思いました。しかし、いつもとは違い、かなり長くめまいがし、気分が悪くなってきました。教員の一人が、『何か揺れてない?』の一言で、実はめまいではなく、地震が起きたことが理解できました。みんなで、会議をいったん中止し、屋外に避難しました。この時は、未曾有の大災害になるなんて…。

会議終了後、次第に災害の大きさが報道されるようになりました。私に、16年前の阪神大震災を思い出させました。前回、私がブログを書いたのは、1月17日。阪神大震災について触れたのですが、まさかこんなことになるなんて思ってもいませんでした。

尊い命が失われ、悔しさや哀しさでいっぱいです。失われた命の中には、住民の安全を守るために職務に従事した方もおられます。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、この危機を日本国民が一丸となって乗り越えることを期待します。

4月に入り、理学療法学科にも新入生が入学してきました。夢に近づくための第一歩を踏み出したところです。
私たち理学療法士は、単にリハビリテーションの一員のみでなく、命にかかわる仕事の一員です。新入生には、今回の地震を通して、命の大切さや尊さ、はかなさを考えてほしいと思います。今、勉強ができる環境にいること、安全にまた安定した生活ができることを感謝し、今それぞれができることを考えながら努力していってほしいと思います。

                                           いっちゃん

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