本校3年生昼間部が“3週間の評価実習”に臨んでから早いもので2月4日に終了しました。
実習途中で「もう無理かもしれません・・・」と心が折れかかっていたK君も実習施設の先生方、スタッフ、利用者さんの温かい声援に励まされ元気を取り戻し、明日で無事に?終了というところまでたどり着きました。(良く頑張りました。)
「実習頑張ってます!!白い僕たち何色にも染まります」
彼らがお世話になっている実習施設は「老人保健施設」という、病院と自宅の中間施設に位置づけられている施設です。ですから、病院とはまた一味違い、毎月のお誕生会や七夕会、クリスマス会など、様々なイベントが行われます。
そういったイベントにも積極的に参加し、利用者さん達との楽しい時間を共有し、信頼関係を深めることも大切なことです。
ちょうど2月3日の“節分の豆まき”と実習期間が重なり、立派な“鬼役”として活躍したそうです。元気に頑張っているという便り(写真)が実習施設より届きました。
「さ~一丁やったるでぇ」
「お面をつけて準備OK!!良くオニ合い」
「節分」とは本来、季節の移り変わる時の意味で、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指していたそうです。
「迫真の演技?!そこロウケン、そこロウケン青鬼が通る」
特に立春が1年の初めと考えられることから次第に、「節分」といえば春の節分を指すものとなったそうです。
立春を新年と考えれば、節分は大晦日にあたり、前年の邪気を祓うという意味をこめて、追儺(ついな)の行事が行われていたわけで、その一つが「豆まき」ということです。
「実習の疲れがぁぁぁ」 「風にも負けず、マメにも負けず」
追儺とは悪鬼・疫癘(えきれい)を追い払う行事のことで、平安時代、陰陽師たちにより宮中において大晦日盛大に行われ、その後、諸国の社寺でも行われるようになった。古く中国に始まり、日本へは文武天皇の頃に伝わったといわれています。
「やりきりました!!実習もね!!」
無事実習を終えた昼間部3年生の元気な姿を見られることを楽しみにしています。
追伸:4年生の“厄払い”もしっかり行ってくれたそうなので、今月末の『理学療法士国家試験』は先輩方に続いて100%合格間違いなしと信じています。
「鬼はそと、福はうち」
にっしゃんより