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日常生活(ブログ)

理学療法学科

アスレティックトレーナー履修者の夏合宿実習

8月末に愛知県豊田市で行われました全国専門学校バスケットボール選手権大会に本校バスケットボールコース男子チームが出場し、なっなんと「3位」に輝きました。
選手達は、本当によく頑張りました。

実は、この陰で本学科2年生数名の活躍もありました。

彼らは、理学療法士を目指すと同時に日本体育協会公認アスレティックトレーナー(以下AT)の取得も目指している学生です。

彼らの活躍は、既に本校のブログ 「アスレティックトレーナーへの道」 で紹介されています。

しかし、その内容は試合会場での活動報告でした。今回の理学療法学科ブログでは、宿舎に帰ってからの彼らの実習の内容を紹介します。

今回の全国大会における、選手達のスケジュール計画、管理などは全て彼らが行いました。
その日の試合時間から逆算して、起床時間や食事時間を決定し、更には、食事内容や間食内容の検討、そして、買い出しなども行いました。
それだけでも大変ですが、その間には、選手のリコンディショニング、ウォーミングアップ、クーリングダウンも行っています。

もちろん、選手の体重管理も忘れていません。
そんな彼らは、宿舎に帰ってからも一息つく暇もありません。夕食が終わりその後、更に忙しい時間が始まります。

自分達の部屋に簡易ベッドを持ち込み、選手のコンディションをチェックします。
試合で負傷した箇所や疲労部位のチェックを行い、選手達が明日の試合で最高のパフォーマンスを発揮できるように、全身のリコンディショニングを行います。

でも、まだまだ充分な内容を選手に提供はできませんが・・・。
彼らには内緒ですよ。最近の彼らの実力は上がってきています。
頑張って努力している結果だと思っています。でも彼らには内緒です。ここだけの話ですよ。

選手のリコンディショニングが終わるころは、もう深夜!! それから、反省会を行います。
反省会のころには、彼らの疲労もピークをむかえています。

彼らは、「自分達は選手のための裏方」という意識を持って常に行動ができました。風呂も洗濯も選手優先で、結局、風呂も選手が寝静まった深夜に入る事もあったみたいです。
(そういえば、あいつ、朝ごはんのとき、なんか臭かったなっ!! さては、風呂も入らず寝たなぁ~!!)

全国大会を終えて学校へ到着した時、一人の選手が彼らのもとに歩み寄り「ありがとう」と声をかけながら握手を求めてきました。
彼ら実習生のこれまでの努力が報われた瞬間でした。

この夏、彼らはひとまわり大きく成長したのではないでしょうか。

                        手羽先を食べるために一緒に付いて行った傍観者Yより

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