毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
熱中症には十分気をつけましょう
さて、ある日私は何気なく家でテレビを見ていました。
その番組は、親子関係についてもう一度考え直してみようという内容でした。
最近のニュースと言えば、虐待、殺人等暗いものが多いのが現状です。
実際、若者の中にはコミュニケーションがとれず、自分の思いを内に秘め、閉じこもりとなったり、周りに仲間がおらず、悩みを一人で抱え込んだり、退職等で社会との接点が少なくなり、孤独になっている者が多く、そのような状況が原因の一つであると考えられています。
最も深刻なことは、生活の基本であると思われる親子関係が希薄になっていることです。
コミュニケーションが取れないということは、社会に出てもなかなかうまく行動できないことになります。
私たち理学療法士も例外ではありません。学生が臨床実習にでて、患者さんとなかなかうまく関係が保てないというのは全国的に言われています。
最初から、良好な関係を築くことはなかなか難しく、練習が必要だと思います。
しかし、本来誰とでも仲よく接していくことができ、コミュニケーションが取れれば、さほど練習は必要ないのかもしれません。
でもそれが案外難しいのです。
そこでその番組の中で紹介されていた本を御紹介します。
難しい本ではなく、読みやすい本です。この本の題名は、「親が死ぬまでにしたい55のこと」というものです。
ややショッキングな題名ですが、読んでみると、なるほど!と思ったり、自分自身の見直しができる本です。
まずは、自分の身近にいる親、友人、大切な人ともっとコミュニケーションをとってみませんか?
そして、これから自分は様々な方にどのように接し、その方々にとって自分はどのような人になりたいか考えてみませんか?
理学療法士学生に置き換えれば、今後患者さんにどのように接し、患者さんにとってどのような理学療法士になりたいかもう一度考えてみませんか?
そのために必要なことは何だろう。難しいテーマですが、私も日々考えています。
いっちゃんより