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日常生活(ブログ)

理学療法学科

脳卒中の身体機能計測に挑戦!学生との協力で成果を上げることができました。

皆さん、こんにちは。理学療法学科の教員の相星です。

今回は、医療研究ゼミで行った脳卒中の方々の身体機能計測についてご報告いたします。

この度、私と学生2名で、脳卒中の方々の身体機能計測を行わせていただきました。脳卒中はその症状や状態によって様々な影響が出るため、計測には細心の注意が必要でした。

計測項目としては、筋力、バランス、歩行速度などを評価しました。それぞれの項目で患者様の現状を把握することが重要であり、正確なデータ収集を心掛けました。身体機能の変化を正確に把握することで、適切なリハビリテーションプログラムの立案に役立てることができます。

計測において最も大切なことは、患者様の個々の状態に合わせた注意を払うことです。脳卒中の方々は様々な症状や障害を抱えており、計測の際には十分な配慮が求められます。私たちは患者様一人ひとりに寄り添い、安心して計測に臨んでいただけるよう努めました。

さらに、計測だけでなく、評価のタイミングも重要であることを学びました。患者様の状態把握や表情の観察を通じて、評価のタイミングを見極めることが必要です。状態が安定している時やリラックスしている時に評価を行うことで、より正確なデータを得ることができます。

また、この研究ゼミで私は学生2名と一緒に働く機会を得ました。学生たちは真剣に取り組んでくれました。彼らの協力と努力があったからこそ、計測の結果をしっかりとまとめることができました。お互いに意見を出して議論を重ねながら、チームとしての力を発揮しました。

学生たちの真摯な態度と専門知識に感銘を受けました。彼らは患者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な対応を心がけていました。また、計測の際には的確な指示を出し、患者様の安全を確保するために細心の注意を払っていました。彼らの取り組み姿勢は将来の理学療法士としての素質を感じさせました。

この経験を通じて、患者様の身体機能計測における重要性と注意点を再確認することができました。さらに、学生との協力の中でチームワークやコミュニケーションの大切さも実感しました。今後もこのような貴重な機会を通じて、学生たちとともに成長していきたいと思います。

脳卒中の方々のリハビリテーションは時間と忍耐が必要ですが、正確な身体機能計測がその後の治療方針や成果の評価につながります。私たち理学療法学科の教員は、より良いリハビリテーション環境を提供するために日々努力しています。今回の研究ゼミもその一環であり、有意義な経験となりました。

最後になりますが、計測にご協力いただいた脳卒中の患者様に感謝の意を表します。皆様のご協力がなければ、このような研究は実現しません。今後も皆様の健康とリハビリテーションのサポートに努めてまいります。

引き続き、理学療法学科のブログをご愛読いただき、様々なテーマで皆様に役立つ情報をお届けできるよう努めてまいります。ご意見やご要望がありましたら、お気軽にコメントやメールでお知らせください。どうぞよろしくお願いいたします。

以上、脳卒中の身体機能計測についての報告でした。

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