本日は2022年度卒業式でした。

何度参加しても晴れやかに着飾り、社会へ旅たとうとする学生たちの

姿を見送るのは嬉しいような寂しいような気持ちでいっぱいになります。

入学式のスーツに着られていたような幼き姿はどこにもなく

すっかり大人びた学生たちの姿は安心して社会に送れる1人の大人に成長していました。

これから社会に旅立つみなさんは楽しいことがたくさん待ってます。

けれどもそれと同じぐらい、悔しい思い、悲しい思いをすることもあると思います。

これだけは忘れないでください。

かっこいいこと、すごいことを成し遂げる必要はありません。

当たり前のことを当たり前にこなしていけばいいんです。

肩肘張る必要もありません。力を抜いていいんです。

何やってるんだろうな、自分。と思ったら一度立ち止まったっていいんです。

なんなら振り返って、やり直したっていいんです。

もしかしたらあなたのことを傷つけてこようとする人もいるかもしれません。

そんな人にかまっている暇は人生にはありません。ほっときましょう。

ちゃんとあなたのことを見守ってくれている人がいるはずです。

その人のことは大切にしてください。

もし、本校が必要であればいつだって帰ってきてください。

もし帰ってきた時は同じ理学療法士として、

そして人生の先輩として何かお役に立てることがあるかもしれません。

母校というのはそういう存在であること、

みなさんのどこかの引き出しに置いててください。

これからのみなさんの人生が豊かで、明るいものになること

教員一同、心から願っております。

最後になりましたが、ご卒業本当におめでとう。