こんにちは。
今回は理学療法士になるために学生はどんなことを勉強しているのかを簡単にお話ししたいと思います。
とは言っても、勉強することは「山ほど」ありますので、今回は基本とも言える「解剖学」ではどんなことを勉強しているのかをお話ししたいと思います。
みなさんの前に「膝が痛い。なんとかしてください」と訴える人が現れたとしましょう。
まずは「膝のどこが痛いんだろう?」って考えますよね。
「膝の内側が痛いんです」ってその人は言いました。
「膝の内側かぁ」
これだけでは何もできないですよね。
ただただ膝の内側が痛くなったということがわかっただけです。
そこから先へ進むためには「膝の内側には何があるのか」がわかってないといけません。
では、膝の内側はどんなものがあるのでしょうか?
膝の奥深くはざっくりとこんな感じです。
「痛みを出してるのはこのうちのどれか」を考えるためにはこの図が頭でイメージできないといけません。
ちなみにこの図には「筋肉」「神経」「血管」は省かれています。
省かれたものも含めて、これら全てを覚える必要があります。
名前を覚えるだけではありません。
部位、形状、どのように位置してるいるのかを覚えて、図がイメージできるように覚える必要があるんです!!
お察しの良い人は、「膝だけでそんなに、、、?」と思われるかと思います。
その通り、これを全身にわたって覚えていくんです!!
これが理学療法士の勉強の第一歩です。
これがなければ、地図を見ずに山登りするようなものです。
無謀ですよね笑
ここから全てが始まります!!