こんにちは。
早くも梅雨明け宣言が出され、長い夏が始まりましたね。
暑い日が続いていますが、くれぐれも熱中症には気をつけてくださいね。
さて、理学療法士◯年目の働き方シリーズですが、
今回は10年目の働き方についてお話をしたいと思います。
これまでにもお話をしましたが、理学療法士はヒトの体を扱う仕事です。
そして、医学の世界は日進月歩です。
ですので、患者に向き合うための精進は一生続くものです。
そのために、より高度な教育を受けるため「大学院」進学など、
学術的な研鑽をつみ、専門学校や大学などの養成校の教員へと転職する
理学療法士も10年目くらいになると増えてきます。
養成校の教員は、誰でもなれる訳ではなく、
「理学療法士、作業療法士として5年以上業務に従事した者で、
厚生労働省 が指定した専任教員養成講習会を修了した者」あるいは
「大学又は大学院において4単位以上の教育に関する科目を履修して
卒業した者は理学療法士、作業療法士として5年又は3年以上業務に
従事していれば専任教員にな ることができる」と規定があるんですね。
理学療法士の中でも養成校の教員となって、
学生さんの力になりたいと思っている人は講習を受けたり、
大学院に進学したりするんですね。
一方で、施設の中に身をおく理学療法士は10年目にもなれば多くの部下を抱え、
主任としてリーダーの役割を任され始めます。
中にはリハ科の科長を任されることもあります。つまり、「管理」を任される立場になります。
多くの場合、一つの施設には数十人規模で理学療法士が在籍します。
その一人一人の「勤務管理」をしたり、新人理学療法士に対する「教育」をしたり、
病院の運営会議に出たりと、意外と仕事が多くなってきます。
組織を運営し、動かしていかなければなりません。
そして結果として、患者の利益に繋がるように全体をマネジメントしていく。
10年目以降はそんな仕事が増えてくるんですね。
もちろん、これは一例です。
もっと詳しい内容を聞きたい方は、ぜひ本校のオープンキャンパスにご参加ください!!