本日は2年生が受講している【運動生理学】の授業の一部を皆さんにご紹介します。
そもそも「運動生理学」という学問は「生理学」という分野の応用になります。
「生理学」は
生体の機能、すなわち生物の体の動きを研究する自然科学の一分野。(コトバンクより)
とされます。
…なんだか難しいなあ、と思いますのでもう少しかみ砕くと
私たち人間の機能や構造を知る学問であり、
「私たちはなぜ呼吸をしなくてはならないのか?」
「私たちが食べたごはんはどのようにして消化吸収されるのか?」
「体を動かそうとすると筋肉が動くが、なぜ動くのか?」
など、皆さんにとっては「生物」の授業を思い浮かべていただけると理解しやすいのではないでしょうか。
そういった内容に加え、「運動」というキーワードがつきますので
「私たちはなぜ運動すると呼吸が荒くなってしまうのか?」
「私たちが食べたごはんはどのようにして運動するときのエネルギーに変換されるのか?」
「体を動かそうとすると筋肉が動くが、より重いものを持てるようになぜなるのか?」
といった風に「運動したときの人間のメカニズム」を説いていく学問になります。
、と前置きが長くなりましたが
先日、学生たちには「階段を昇るとどんどん心拍数が上がるが落ち着くまでどれだけ時間がかかる?」
とテーマを提示し、体験してもらいました。
学生の代表者に心拍をリアルタイムに測定できる機器を取り付け
教室のある8階まで階段で昇ってきてもらいました。
その時にどれだけ心拍数が上がるのか?落ち着くまでどれだけ時間がかかるのか?
座学の授業だけではわからないことも、身をもって体験してもらうことで
強く記憶に残る勉強にもなるのではないでしょうか。
いろんな工夫をしながら履正社では授業を行なっていますので
気になる方はぜひ一度体験授業を受けにお越しください!