みなさん、こんにちは。
今日は生活期で働く理学療法士はどんな方を相手にするのかというテーマでお話をしたいと思います。
「生活期」
この時期は、みなさんが普段何気なく生活しているのと同じように、
患者さんにとって元々生活をしていた場面のことを指します。
食事をしたり、トイレに行ったり、仕事をしたり。
何気なく営まれていた場面です。
しかし、病気により身体に障害を抱えると、
その何気なく営んできた生活を送ることが困難になってしまいます。
これ通りの食事ができない。これまで通りの着替えができない。
これまで通りトイレに行けない。これまで通り仕事に行けない。これまで通り友人と話ができない。
それはとても苦しいことです。
「急性期」「回復期」とある程度病気の状態が回復し、
身体の機能が回復した段階で、これまでの生活に向けて取り組む時期がやってきます。
とはいっても、個人個人によって生活様式は異なりますし、
それに伴って求められる身体の状態も変わってきます。
理学療法士は患者さんがこれまで営んできた生活を分析し、
障害を抱えてもできることや環境の設定をすることによってできるようになることなどを考え、
できる限り元の生活に近づけていくように関わっていきます。
ですので、この時期は一人一人の個を見て、その人の生活に寄り添っていく力が
理学療法士には求められます。
もっと詳しい話を聞きたい方は、ぜひ本校のオープンキャンパスに参加してください!!