4年に一度のオリンピックが諸々の事情で・・・、1年に2回もある年。
コロナの収束はもう少しかかりそうですが、スポーツを見るのはやっぱりワクワクするものですね。
理学療法士は、身体の動き・使い方をじっくり見て「あーでもない」「こーでもない」と考える職業病を持っていることが多いんですが・・・
冬季オリンピック競技(スキー・スケート)を見てもこの職業病は発症してしまいます。
スケート・スキーの静止画を見て、皆さん何を思いますか?
当たり前ですが・・・
静止(止まっている)絵として見ると、この選手はこの後必ず横に転けてしまいますよね?
なぜこの人たちは、転けずにこの姿勢を保てているのでしょうか?
答えは、「遠心力」です。
氷や雪の上を滑ってスピードを競う競技において、ターン(カーブ)をする際、見えない力として選手には遠心力が加わります。
選手は、この遠心力と戦っているのです。
いかにスピードを落とさず(強い遠心力を生み)、姿勢を保つか?が競技の本質であるように思います。
さて、高校物理では以下のように教そわります。
遠心力とは、円運動のように固定点の周りを運動している物体が外向きに受ける力のこと。
これは物体の慣性によるものです。
興味があれば、一度復習して見ましょう。