コロナウイルス感染拡大の中、
実習を受け入れていただいた学生が無事1週間の実習を経て帰校しました。
学生の半数は実習中止となる中、感染予防に細心の注意を払い、
実習を無事終了して帰った学生との会話で印象的だったのは「実習楽しかった!」という第一声です。
やはり、学校で勉強しているとはいえ、障害像・病態は机上の想像上のものです。
「脳血管疾患で同じBr-stageであっても肢位が違うことに驚いた」、
「健常者同士の検査測定の模擬練習ではうまくできても、臨床の場ではオロオロしてしまった」など、
実際臨床にいかせてもらうことでしか得られない「問い」を各自が持ち帰ってきたようです。
うまくいかなかった話も、楽しそうに生き生きと話をしてくれるのをみていると、
やはり臨床の場でしか学べないものの大きさを実感しました。
学生たちも、コロナの感染状況厳しい中、感染予防に配慮しながらも受け入れていただいたこと、
理学療法に真摯に取り組まれる臨床の先生方の姿勢が、心に響いたようでした。
この感謝の気持ちを忘れず、学校へ戻ってからも学び続けていってほしいと思います。