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日常生活(ブログ)

理学療法学科

多様性を認める・・・!?

多様性と調和のオリンピックが終わりました。

オリンピックに対する感想はさておき、

ここ最近よく耳にする「多様性」についてふと思ったことを少しだけ。

多様性(diversity)とは、「幅広く性質の異なる群が存在すること」だそうです。

文化の多様性、地域の多様性、価値感の多様性・・・

ここ最近「多様性を認め合う社会を作ろう!」という大きな時代の流れがあるように私は感じています。

この大きな流れをすこし身近な事柄に置きかえると、

「マスクを着用せず外出する人を認めることができますか?」

「緊急事態宣言が出ている地域の人が他府県に移動することをどう思いますか?」

「ワクチンを打つ?打たない?」「オリンピック・パラリンピック開催は賛成?反対?」などなど。

正か否か?判断基準もまたそれぞれの価値観により、「その価値観の多様性を認め合うこと」もまた求められている?のかもしれません。

ただ、このコロナウイルス感染拡大という世界的大事件が、「多様性を認め合うとはどういうことか?」という問いに大きな影響を与えていることは間違いなさそうです。

「感染対策をしながら・・・」というある種の新しいルールの上乗せは、今までのルールが本当に妥当なのか?を考え直す機会を増やし、色んな価値観を織り交ぜ合わす作業を増やしたからです。

この渦中にいて改めて感じたことは、「多様性を認める」「他者を理解する・認める」ことは「難しく」「高度なこと」であるということ。考えるべき事案の重要度が高ければ高いほど、難易度は上がるように感じています。

これから社会にでる学生の皆さんに、「この難しさをどう伝えればよいか?」「どう伝えれば社会にでるための準備を前向きに取り組めるのか?」「そして、そもそも伝えるべきことなのか?」色々考えることが増えそうです。笑

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