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2021.02.19
日本舞踊×理学療法!?文化継承と健康増進!?

 

日本舞踊は、江戸時代から続く日本の「舞い」で伝統的な芸能文化。

 

本日は、日本舞踊鵬扇流宗家家元のお稽古場に学科教員2名がお邪魔しました。

事の経緯はというと・・・

 

鵬扇流家元より、お弟子さんの舞いで見られる「ふらつき」や「姿勢の乱れ」を理学療法士の観点から見て欲しいという、理学療法士冥利に尽きる嬉しいオーダーを頂いたことから。

お弟子さんの中には、「筋力の衰え」や「関節の拘縮」の影響で、きれいに舞えなくなることが、自信喪失につながり、舞踊を辞めてしまう方も少ないとのこと。

 

伝統芸能の師匠と弟子のお稽古シーンに圧倒されながら、日本舞踊特有の姿勢や身体の使い方を観察させて頂きました。

作法の決まりや意味を知り、理学療法士が得意とする「立ち上がり動作」「歩行動作」を改めて見直すとても貴重な機会となりました。

 

理学療法士の仕事は、「心身機能」や「活動能力」の向上により、対象者固有の社会参加に繋げること。

 

QOL(人生の質)を向上させることが最も重要な考え方です。

 

是非、理学療法士の知識と知恵を絞りだし、お弟子さん達の健康増進・舞いのスキルアップに役立つ良いコンテンツをお届け出来たらと思っています。

 

着物姿が凛々しい宗家家元と、綺麗なお着物を着て美しく舞われるご婦人の姿が、非日常でありとても素敵な光景でした。

 

日本舞踊鵬扇流の皆様、本日はありがとうございました。

 

 

 

 

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