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2020.06.08
新4年生の現在の状況‼︎

緊急事態宣言が解消され、本学科では現在4年生のみ登校して授業を行っています。本来は4月から各病院に分かれ臨床実習が実施されているところでしたが新型コロナウィルスの影響により中止となりました。

 

そこで本学科では臨床実習の代替として整形班と中枢班に分かれ模擬患者を想定した授業を行いました。中枢班では初日に模擬患者の情報収集を行いました。初めはどの情報が必要で必要でないのかわからなかった学生も学生同士や教員とディスカッションすることで次第に情報を取捨選択することが可能となっていました。

 

二日目から四日目には模擬患者の動作を観察し、初日に取捨選択した情報に加え必要な情報は何か、どのような評価が必要なのかを検討していきました。なかなか項目が挙がらなかった学生もディスカッションで他学生の意見を聞くことで四日目には視野が広がったように感じます。

五日目にはそれまでに得た情報をまとめ、二班に分かれて発表しました。患者の見方や評価の仕方、考え方等まだまだ不十分な部分はあるにしても初日に比べて様々な考え方ができるようになったと感じました。

 

そして、最大の成果は学生自身が自身の課題が明確になったと話していたことだと思います。何ができて何ができていないのか、自身で分析することが出来ればあとは手段を考え実行するのみです。

 

新形コロナウィルスの影響で臨床実習に行けず、不安な事もあったかと思います。しかし、この現状だからこそ取り組めた事とプラスに捉え今後に生かしてほしいと思います。

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