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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

痛いか、つらいか、わてにまかしなはれ

なんとも、気持ちのいいシーズン真っ盛り。食欲、芸術、恋愛?そしてスポーツの季節、どうも、ヤジオです。今週はビジーになっちゃい、週末リリースで面目ない。

今週はファンキーじゃなく、マニアックなヤジオファンにはかたじけないが、柔整師ヤジオでいきます。それでは臨床家として症例報告、スタート。先程から登場している、スポーツの秋がキーワードです。

先日、地元校区のパパさんソフト大会がありました。ヤジオはなんと四番、ファースト。一打席目は相手エラーで出塁、二打席目は、ランナー二三塁、ワンアウトからなんと、左中間オーバーのホームラン。

見学に来ていたワイフ&息子から、やったなヤジオ、と、ちと上機嫌に。おい、ちゃうやろ、またいつもムードになりよった、ヤバイヤバイ、わかっとる、これからや。

次の裏、相手の攻撃、バッターはサードゴロ、しかし、一塁手前で転倒。すべてを見ていたヤジオはその不自然なこけ方に、いやな感じを覚えた。相手チームがあつまり、大丈夫かと背中と肘の砂を払う、違うそんなんじゃあない、立ち上がり、歩行を確認する、やっぱり、尖足位鶏歩だ、アキレス腱断裂や。

周囲は知るすべもなく、肘や膝を心配そうにみている。ヤジオは立ち上がり、相手チームのベンチに行き、気になる症状があります、右の足首見せてください、と、いって、診察をした。まず、筋腱移行部の触診、圧迫しても緊張性がない。

次にトンプソンテスト反応なし、背屈自動運動不可、発症時の症状をきくと、急に足首の力が抜け、ボールがふくらはぎに当たった様な衝撃感。間違いなくアキレス腱断裂の症状だ、本人には高い可能性で発症していることを告げ、包帯と冷湿布で断裂部の被覆保護と、バンテージとテーピング、三角巾で尖足底屈位固定、まわりには、患側の足は浮かせたままで、今から救急搬送してほしいと依頼し、その場を去った。

本人は、まな板の鯉状態。ヤジオの真剣な診察の様子と処置固定を見て事の重大性が徐々に理解できてくるに従い、顔色が変わってきたことは言うまでもない。

医者に見えたのか、去りぎわに、先生にどれくらいで治りますかっと、さすがに手術、三ヶ月とは言えず、しばらくかかりますね、と残して戻りました。

タフネス、アクティブ、そしてビジーなヤジオには、オンもオフもない、明日にむかって今日もヤジオは突っ走る、じゃあ。

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