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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

柔道整復師と機能訓練指導

こんにちは、柔道整復学科の教員Aです。
先日、大阪市城東区で「健康づくり推進協議会」において講演をさせていただきました。
テーマは「運動による認知症予防および腰痛予防」

2020年、新型コロナ感染拡大による外出自粛や運動教室の閉鎖などで、高齢者の活動量が極端に減少し、体力の衰えを訴える方も多くいました。今年に入ってようやく旅行などで積極的に外出する方や教室やイベントへの参加者も増えてきました。

私Aは、20年ほど前より「楽しく動いて元気になってほしい」という思いから、自分のライフワークとして、様々な地域で運動指導を中心とした講演活動をしています。

ここ2年ほどはコロナ禍で講演会が中止になったりしていました。
今年に入って、久しぶりに様々な講演活動がスタートしたのですが、毎回その受講者の多いことに驚いています。
コロナの影響による身体活動低下に伴う不調を実感し、このような機会を求めていたのでしょう。コロナ禍の反動からか、積極的に身体を動かす方、新たに運動を始める方が増えました。

さて、柔道整復師のカリキュラムには、「柔道整復師と機能訓練指導」というものがあります。介護保険制度や自立支援、機能訓練指導などの内容が記載されています。また、生理学の項目にも「高齢者の生理学的特徴・変化」というものが追加されています。

このような高齢者に関する学習項目が増えているのは、ますます高齢化が進む日本において、その時代のニーズに対応できる柔道整復師の育成が望まれているから。
機能訓練指導員の一員として認められている柔道整復師の活動の場を広げるため、マストに習得しなければならない課題なのだと言えます。
ぜひ一緒に勉強し、自らの可能性を広げるとともに、元気な地域社会づくりに貢献していきましょう。

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