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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

今年も3年後期配当科目、『社会保障学と職業倫理』の講義がスタートした、今後の筆者の思い。

こんにちは学科長田中です。

写真にあるのは、筆者が当履修科目の単位認定者である、3年生の講義配当科目、『社会保障学と職業倫理』テキストです。

もう1枚は、先日オープンキャンパスで使用した、スライドの3枚目4枚目のショット。

社会保障学と関りがあり、先日のOCで保護者を含めて熱く話した内容にも触れるので掲載しました。

詳しくはシラバス(授業計画)をお読みいただきたいのですが、社会保障学は我が国の社会保障を中心に、先進国との比較社会保障制度を含め、グローバルな視野と社会変革の理解をもって進めていく学問です。

そこで、資料の4(しろまる姫※)の2,にある、アンダーライン部、これからの社会と時代が要請している履修とありますが、ここが社会保障と関係しているのです。

医療介護給付総額の約30%以上は公費、つまり税金です。無限ではなく有限の源資ととらえた方がいいでしょう。

私見に基づく今後の見通しは、医療も介護も本当に必要なサービスにだけ税金が投入される。

税金が投入できないサービスは、自己負担でお願いをするようになる。

この考えが社会と時代が要請している姿。社会保障というものは、本当に必要な人とケースにだけ適用されるような社会になる、たぶん。

文化的で最低限度の生活を営むことができない人、高度救命救急を必要としている人、アメリカの例にならい、いつか(近未来)日本の社会もそうなる日が来ると考えています。

持論の展開で恐縮ですが、社会保障学の履修には、もう何から何までカバーできない、学生がこの限界を知る事にも目的があるのです。

最後に、※かんべえ君としろまる姫は、姫路市の公式ゆるキャラで認定されています。

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