こんにちは。山根です。
先日、東京へ行った際に卒業生(井上ムハンマド君)に会ってきました(^^)
現在、彼は就労継続支援事業所(NPO法人パレット:https://www.npo-palette.or.jp/)で働いており、将来はサービス管理責任者(ここでの説明は割愛します。)を取得しようと考えているそうです。
就労継続支援とは障害者総合支援法に基づく福祉サービスの一つであり、雇用契約を結び利用する【A型】と雇用契約を結ばないで利用する【B型】に分けられます。
井上君は就労継続支援B型で勤務しており、就労継続支援B型とは通常の企業に雇用されることが困難な方で、雇用契約に基づく就労が困難な方に対し、就労や生産活動の機会を提供、就労に必要な訓練などを行います。
具体例として
1.就労経験がある方であり、年齢や体力の面で一般企業に雇用されることが困難となった方
2.就労移行支援事業を利用した結果、B型の利用が適当と判断された方
3.1と2どちらにも該当しない方であり、50歳に達している方、または障害基礎年金1級受給者
4.障害者支援施設に入所する方については、指定特定相談支援事業者によるサービス等利用計画の作成の手続きを経た上で、市区町村が利用の組み合わせの必要性を認めた方
※上記e介護転職より抜粋
柔道整復師と就労継続支援事業は何の関係性があるのだろう?と感じている方もいるかもしれません。
先述したように就労継続支援B型は通常の事業所に雇用されることが困難であり、雇用契約に基づく就労が困難である方に対して就労の機会や生産活動等の機会の提供、また、その他の就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練・支援を行うサービスであります。柔道整復師のような専門的知識を持った人がサービス管理責任者を取得し、技術、知識の提供を行い、障害がある方へのサポートを行っている事業所もあります。
また、障害を持つ子供が利用することができる放課後等デイサービスでも柔道整復師は活躍できます。(詳細は次回ブログにて)
このように柔道整復師の職域は拡大しており、活躍の場は広がっています。
障害福祉分野に興味がある方、いかがでしょうか?