こんにちは、学科長田中です。写真にあるのは、15年前の卒業生 桝本直くん。

実は、半年前に開業の情報を受けていたが、コロナの影響で今回の訪問となった。

機能訓練特化型(リハビリテーション型)はよく耳にするが、入浴特化型とはどんなデイだろうと、現地調査で訪問したわけだ。

桝本君は、履正社柔整教務の福田先生が運営する、接骨院に併設されている機能訓練型デイサービスで、接骨医療と介護保険の機能訓練指導の臨床実務研修を修了した。両刀使いの経験を持つ。

そんな貴重な経験をもとに、利用者のニーズと入浴希望のマーケットを実感し、先に入浴特化型を開業したのだ。先端のミラブルバスやシャワーなど、他、多くの入浴グッズを導入し、人気は上々だ。

最後に桝本くんはこう語った。『僕も柔道整復師なので、やはり接骨院を開業したいです。レスパイトケア(家族の介護負担)も考慮し、希望者には接骨医療と運動指導の両方で高齢者のケアに当たりたい』と。さすが桝本くん。

一緒に訪問した辻井先生が帰りに『高齢者の機能訓練指導を考えている在校生も多い。実習受け入れよろしくお願いします』と。これも、さすが辻井先生。

桝本くん、将来のニーズを見据え、経験から発生した利用者本位の入浴特化型デイサービス。

きっと、多くのニーズで、経営も一層順調になるでしょう。今後、後輩の指導もよろしくね。