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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

第2学年後期専門医療科目、中谷主任試験官。整復医療実技単位認定試験の概要と詳細。

こんにちは、学科長田中です。
先日から各学年の実技試験の様子をアップしていますが、今回は2年の整復医療実技です。
この試験をもって、座学と実技の後期医療専門科目、単位認定試験が終了し、いよいよ明日から臨床評価実習(感染症拡大のため、今期は臨床演習として履修)が始まります。

ショットにあるのは、畳みを上げた柔道場でのショット。なんと試験当日の朝8:00過ぎ。
実技実習室がまだ施錠されてるいるので、道場で集まって練習をしているのです。

見上げた心意気、ご立派。

他のショットは、試験控え教室で専門医療の主任試験官、中谷先生から試験前の留意事項のガイダンスを受けている様子。

感染症対策徹底、マスク着用、手指消毒と、控室も試験会場も換気で窓を開放しているので、白衣の上にジャケットやオーバーを着ている学生も。(試験の際は脱ぎます)

初登場かもしれませんが、写真にある篠浦先生は卒業生で、中谷先生の実技授業の補助教員です。
今回は受験生をどの試験会場の振り分けるかと、固定処置などの衛生材料の指導と管理が役割です。

そして最後の写真は、試験会場で試験を受けている様子。

・患者誘導

・全身観察

・局所観察

・歩行状態及び言動動作観察

・問診

・視診

・触診

・検査

・鑑別評価判断

・整復処置

・包帯及びテーピング固定

・指導管理(湿布、軟膏などの外用薬投与は試験では省略)

などのそれぞれに評価項目があり、と1人5分の時間制限を設定、緊張した空間の中、患者同意を得て、全身観察をしながら静かに進んでいきます。

試験の最中、緊張で頭真っ白、一点直視、無言無動で直立静止が30秒続く者もいます。
そういう時は、試験官が『落ちついて、だいじょうぶ、深呼吸しましょう』といえば、だいたい戻る。

さあ、2年生の諸君、ファイナルステージ、座学と実技のすべての単位認定試験が終わった。
しかし、息つくヒマはない。明日から3月19日まで、最後の臨床実習(臨床評価実習)が始まる。

フィールドスタディーで施設見学と症例治験例紹介、研究テーマの指導をうけて、研究活動をスタートし、校内予備プレゼン、そして臨床演習現地プレゼンテーションが待っている。一回り大きく成長して、いよいよ最終学年をむかえる。

4月から第3学年。
進路就職指導、関係法規と社会保障理論、職業倫理の履修科目で会おう、筆者も楽しみにしている。

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