こんにちは、学科長田中です。
半年ほど前からこのテーマについては、前触れのブログを投稿していましたが、ようやく接骨院という現場でどのように運用するか、どんな患者を対象に検査を行うかなど、臨床ベースで授業を実施しました。
講師は、公社)滋賀県柔道整復師会で理事兼総務部長で、履正社柔道整復学科の臨床実習施設、厚労省認定臨床実習指導者資格をお持ちの
川戸接骨院 院長 川戸典知先生です。
川戸先生は近畿超音波観察委員会の委員長も兼任されており、私との出会いは、もう30年ほど前にさかのぼります。
当時、彼は学生で私は教師という立場でしたが、その時期から超音波エコー観察や技術について関心を示されており、学生の立場ですでに研究や学術活動を始めていました。
今となっては30年先をみすえた神業の先見性がおありだと感じています。
さて、写真は、第1回目(基礎編)の様子です。
現在土曜日にX線、MRI、CTなどの医用画像を中心に、卒業生の立山君(診療放射線技師、大学講師)の授業を受けていますが、接骨院院長から指導を受けるのは初めてで、接骨院という現場でいかに使いこなすか、医用画像をもとに、医療安全患者安全の徹底をはかり、どのように患者利益に貢献するか指導を受けました。
コンプライアンスにもとづいた運用方法と使い方のルールを厳守し、将来出会う患者やアスリートの利益を第一に、先端的な医療技術を活用してもらいたいと思います。