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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

2年応用体験実習、杉山の経験。

こんにちは学科長田中です。

 
写真にあるのは2年の杉山君。

※写真撮影のため、一時的にマスクをはずしています。

彼が実習を受けるのは、大阪市大正区にある履正社認定接骨院の安田整骨院。
履正社 柔道整復学科や鍼灸学科の卒業生が7名、実務研修で勤務している2代目の老舗の接骨院だ。

院長は厚労省認定の臨床実習指導者資格を持つ安田雅洋先生。
エピソードだが、彼は小生が教師になって最初に受け持った担任のクラスだ、もう30年ほど前の話になる。

現地指導時に

『杉山、安田先生は包帯を治療の基軸におかれている、なぜだかわかるか。』

『・・・』

『伝統医療である柔道整復術は保存療法で治療が進められる。受傷後急性期は、止血と痛んだ組織修復促進に適度な外圧をかけ、損傷部の動揺制限や不慮の外圧を抑えるために被覆と固定が必要だ。装具やバンドも普及しているが、圧力が一部に限定したり、皮膚の汗や分泌物吸収の衛生状態にもよくない。柔道整復師が扱う損傷なら、我が国古来のさらしや綿花などの自然療法としての包帯が最も身体によいのだ。』

杉山君、安田先生から実習を通じてさまざまな伝統医療を学んでくれ。
安田先生、杉山や卒業生たちのご指導をよろしくお願いします。

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