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2019.12.25
社会福祉法人 みねやま福祉会を訪問した理由 ー中編ー

こんにちは、田中です。
社会福祉法人 みねやま福祉会 マ・ルートの中編です。

 

 

 

 

説明を受けた、コーディネーターの川渕一清さんから、あるキーワードを聞きました。
それは、『ごちゃまぜ』です。

前編でもあったように、
➀ワンダー
➁キッズ
➂エルダー
の人々が日々の日常生活の中で、ごちゃまぜになって暮らしている。

 

 

川渕さんは
『それだけではありません、未来の人材育成として、近隣の高校生、資格取得を目指す学生の実習、インターンシップの受け入れ、地域の方々すべて、ごちゃまぜで交流を促進しています』と。

 

 

ラウンジでのランチは、施設内だけの利用ではなく、外部の方も利用は可能。
当日は私もランチを注文し、ラウンジで頂きました。

 

 

 

 

その最中、走り回っているキッズたち、歩行器を押して歩くエルダーの方々、ワンダーハーバーの人たちも並んでランチプレートを取って、となりのテーブルでランチをされている。マ・ルートでは通常の日常生活にある光景だそうだ。

 

 

実は訪問直後、川渕さんから
『早速なんですが、今日はキッズが、エルダータウンの廊下で、かけっこ大会があります。ごらんください』と。

すぐさま見学に行くと、確かにワイワイ、キャッキャとかけっこをしている。
ゴールではエルダーの方々に抱き着いて、何やら話しかけている。これも普通の日常生活なんだと。

キッズとエルダーの表情を見て『ごちゃまぜ、つまり、これだな』と。

 

 

 

 

しかし、医療専門職として勇気をもって質問をしてみた。
『呼吸器、消化器系の感染症リスクや発症ビックバンはありませんでしたか、万一の対応は』と。

 

 

川渕さんは言う。
『今の所は、大きな問題事例はありません。手洗い、うがいなどを徹底していますが、完全に防ぐことはできません。それぞれのエリアの人々にはすべて施設長がいます。一人でも体調の異変がでたら、気が付いた職員が全職員にLINEで瞬時に情報共有をします、接触する可能性のあるイベントがあれば、5分前でも中止にします。』と。

 

 

感染拡大を防ぐには、やはり感染経路の遮断が最有効な手段です。

リアルタイムに全職員に情報共有ができれば、対応も可能でしょうし、最小で防ぐこともできます。この点にも脱帽しました。

 

 

 

 

キッズの発育発達の促進、エルダーの要介護度改善、ワンダーの社会復帰と自立促進に向け、この取り組みを社会にアピールし、同様の施設を少しでも多く増やせればいいのです、最後に川渕さんは話されていました。

これからマルートがどのように、『ごちゃまぜ』の効果を社会に向けて発信するのか、次回後編でお知らせします。

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