Judotherapy Department
十三キャンパス

柔道整復学科

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2018.11.30
いよいよ超音波(エコー)画像診断の授業が始まる。国民の期待に応える使命。

こんにちは、学科長田中です。

 

 

柔整イノベーションといわれている、平成30年4月スタートの教育、制度改革。

何度も新カリキュラムについて触れてきましたが、再度端折って説明しましょう。

 

 

新カリキュラムに含まれる科目、改革の要点を簡単にあげると
1.アスリートの特性
2.老年医学
3.医用画像読影評価(以下、画像診断とする)
4.臨床実習の品質向上及び時間増加
5.適応疾患と鑑別

 

 

以上が主な要点です。

その中でも、特に注目されているのが画像診断。

つまり超音波(エコー)画像診断です。

 

 

一般の方になじみやすく言うと、妊婦さんが産婦人科で赤ちゃんの成長や状態を観察する際に、画像に映し出して妊婦さんに説明している、あの医療機器です。

レントゲンと異なり、安易に検査が可能。安価でその上全く人体に無害なのです。

 

 

厚生労働省も(H15年9月9日付け医政医発第0909001号、厚生労働省医政局医事課長通知)柔道整復師に関しては業務の範囲内であるという見解が示されました。
しかし、通達の中身を見ると「・・(前略)画像の読影力不足・・」という文言が記載されており、履修科目として義務付けがなかった背景を指摘されたわけです。

これを受けて(おそらく、田中の私見)この度の新カリキュラムに、この画像診断授業が組み込まれました。
骨・関節・筋肉を専門とする柔道整復師が得意の診察手法とする、問診・視診・触診・徒手検査などの上に、画像診断装置を使用することで安価で無害そして気軽に受診できるとなると、医療費削減の効果も期待でき、鑑別力の強化や重傷化の予防・発見、客観的な評価、状態説明など患者さんの利益に期することも当然可能になるわけです。

 

 

そこで、履正社柔整は早速、新カリキュラムの画像診断授業導入にむけて準備を進めています。

前置きが大変長くなりましたが、写真にあるのは、滋賀県水口町で開業している、川戸典知君です。

 

 

 

 

 

 

実は私の28年前の教え子で、教員となって3年目の学生でした。

すでにその当時から川戸君は超音波の将来性について研究推進・普及活動を開始しており、当時では超音波などほとんどの柔道整復師が振り向かない時代の中、地道に今日まで研究活動を継続されてきました。私とは学会などで卒後も時々交流をかわし、今日に至っているわけです。

 

 

 

 

川戸君は現在、公社)滋賀県柔道整復師会の理事職として本会運営にも携わっており、学会などの発表では長年、超音波画像診断の教育的必要性を訴えてきました。
先日訪問した際には、国から指摘されている、画像の読影力不足をリカバリーし、柔整の国民医療として患者さんにサービスを提供できたら、こんなうれしいことはないとも、話されていました。

さすが、川戸君。

 

 

川戸君、履正社柔整での授業どうぞよろしくお願いします。

 

 

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