こんにちは、学科長田中です。
アウトカムの重要性については、これまでに何度も述べました。
再度端的に説明すると、履正社柔整としての職能教育の社会的使命は、学校で学んだ知識や技術を、患者さんやスポーツアスリート、自立支援を必要としている介護保険の高齢者などに提供し、生活改善や復帰を与え喜んでもらう事。
我々はその延長にそれを仕事にすることができて、生活を維持向上するためのお金を稼ぐ。
この活動を通じて卒業生には満足を感じてほしい。これが理想のアウトカム。
学校内では現場の経験はできません。
テキストや基礎実習で身につけた知識と基本的技能を基盤に、臨床実習を通じて現場で経験し、気づく。
卒後国家免許を受けて、研修柔整師として現場力、応用力を重ねていく。
この履正社柔整の目的に同意いただいた先生方がこの3月、履正社柔整が開催した、厚労省認定臨床実習指導者資格を取得された46名の先生方だ。
もし、偶然受診された接骨院で、指導者講習修了者のポスターや、釜谷校長が発行された、『履正社柔整臨床実習施設認定証』が掲示されていたら、そこは履正社柔整が認定した、学校の教育施設だ。ぜひ一声おかけ頂きたい。