こんにちは、学科長田中です。
先日、来年の就職に向けて、少し変わり者の卒業生、松谷君がやってきました。
変わり者といっても、悪い意味ではありません。
彼は平成28年度卒業の13期生。
3年次5月に実施する田中との就活面談で、
『センセー、ボク、福祉系の職業に関心があるのです、アドバイスください。』と。
そこで、福祉系のスペシャリストは社会福祉士(SW)の国家免許を取得することが入り口となる。
最短で資格取得なら福祉系の大学編入が必要なこと説明すると、
『やります、ボク、大学へ行きます』と。
彼は奈良県橿原市出身なので、近くに関西福祉科学大学があることを伝えると、早速資料取り寄せ、受験、そして見事3回生への編入合格を果たしました。すごい。
大学生になってもチョコチョコ、近況報告のメール交換をしていましたが、卒業後約1年ぶりに職員室にやってきました。
来年卒業だが、3回生で60単位以上を取得したとの報告、毎日朝から晩まで、6限の授業を受けていましたと、いやいや、松谷君あっぱれです。
大卒後は柔整松谷で仕事をし、ゆくゆくはSWの業務もやりたいとのこと。
高齢社会にむけて、これから迎える現実をとらえて素晴らしい選択をした、松谷君。
卒後の身の振り方の一つに『おい松谷、柔整・SWでの就職もいいが、大学院で学位をとるパターンも頭に入れろ、将来いいことあるかもね』とアドバイスした所、
『センセー、それもいいかも』だって。
福祉系専門で大学教員でもやりまっか、これは渡りに舟。
松谷君、もしかすると、これからお付き合いが長くなりそうだな。