今回も、メディカルアスリート専攻として野球コース・柔道整復学科、計4年間を本校で過ごした卒業生に話を聞きました。
大成学院大学高等学校 野球部出身 正木 祐也君
◆本校に入学を決めたきっかけは?
僕が柔道整復師という資格を取得したいと志したのは高校1年生の時です。
小学生の頃から野球をしてきて、よく怪我をしていました。
幼い頃はあまり病院や接骨院には行く機会はなく、高校になってから知り合いの紹介で受診した接骨院で治療を受け、そこで初めて柔道整復師という職業を知りました。
通院してく中で次第に「将来こういう職業に就きたい!」と考えるようになり、柔道整復師を目指すようになりました。
高校卒業後もまだもう少し野球を続けたいという気持ちもあり、どちらも両立できるのが、履正社医療スポーツ専門学校のメディカルアスリート専攻。迷わず入学を決めました。
◆学生生活を振り返って・・・
授業をはじめ、何から何まで新鮮かつ未知の世界で、覚えていく楽しさがありました。
それと同時に自分自身が柔道整復師になれるのか・・・という不安もありました。
履正社は実習内容がとても豊富。
接骨院やクリニック等での臨床研修もそうですが、解剖実習やアメリカでの海外研修など、他の学校では中々出来ない経験を学生時代からさせてもらい、振り返ればとてもいい経験だと感じます。
勉強面では、3年生になって、より国家試験を意識する段階で自分の勉強不足を痛感しました。
このままではダメ!と思っていても、中々机に向かって集中できず、結局真剣に取り組み始めたのが11月頃。
国家試験4ヶ月前でした。
いざ始めてみれば、クラスメイトとの差を感じで焦りや不安が増すばかり。
何度か諦めかけましたが、めげずに毎日コツコツ教科書ベースで勉強するようになり点数も徐々に上がるようになり、無事に国家試験に合格することが出来ました。
こうして振り返れば、3年間はあっという間で最後に合格することが出来て、自分の中ではすごく内容の濃い3年間を過ごせたと思います。
◆今後の目標は?
就職先も決まり、春から社会人になりますが、先生方が何度も言われているように、これからが勝負。
ここから今まで以上に勉強しなければならないと思っています。
社会に出て今までより遥かに厳しい環境に揉まれ、人として柔道整復師として、もっと成長していかなければならないと感じます。
実習やアルバイトなどで見てきた骨折の整復や、患者さんに巻く包帯などをこれからは見る側、される側ではなく、自分がする側に変わります。履正社だから出来た経験をこれからは活かすのが大切だと思います。
今後はどんな外傷や疾患に対しても何一つ躊躇なく冷静に対応できる、立派な柔道整復師になることが目標です。
それが様々な事を教えて頂いた、先生方への恩返しだと思うので頑張って行きたいです。
正木君、ありがとうございました。
今までの努力を糧に、これから社会人として頑張ってください!応援しています。