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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

医療費削減の提言①

~医療機関へ来院する患者の7割は65歳以上の高齢者である事実を我々はどうとらえておくべきか~

こんにちは、学科長田中です。
人口減少高齢社会という言葉はもう聞きなれているかも知れませんが、4月からの医療介護同時報酬改定で、手をかける介護から能力に合わせて利用者自身にも自立に向け、活動率運動率を上げてもらう、自立支援型へシフトすることが決まりました。

当然、柔道整復師を始めとしたリハビリ専門職などの国家免許を受けた人たちが、機能訓練指導などを通じ、行うこととされています。

現在、この機能訓練指導員は通所型のデイサービスが全国で45000施設あり、通っているのは要介護認定者600万人の中、3割以上の200万人が利用していると報告があります。柔道整復師が機能訓練指導で従事しているのは5000人程。

もちろん看護師や理学療法士もいますが、圧倒的に不足しており、今後も必要性が高まっています。
行政からも、医療介護融合政策、多職種連携、医療リハビリから機能訓練指導、いわゆる介護リハビリへのシフトへ報酬誘導が実施されます。

年齢別人口構成比率の大きな変化、医療が必要な年齢層は言うまでもなく高齢者です。
現実を見つめ、社会が今後何を必要とし、リハ専門職に何を要請しているのか、自己の夢や希望を実現させるためにも医療国家免許者として把握しておく必要があるでしょう。

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