食欲の秋、スポーツの秋、学問の秋。
この秋、履正社では、校内学術大会で6題、近畿学会和歌山大会で4題、日本柔道整復接骨医学会で9題、計19題の発表を行います。
その第1段として、
平成29年9月16日(土) 柔道整復学科 校内学術大会を執り行いました。
発表者は、
松本 圭君(京都府立塔南高等学校 野球部出身)
演題 『腹圧トレーニングとパフォーマンスの関係性』
越智 建太君(愛媛県立丹原高等学校 野球部出身)
演題 『FMS評価と運動連鎖 ~野球の打撃動作に着目して~』
殿谷 保高君(光泉高等学校 野球部出身)
演題 『動的ストレッチと静的ストレッチを行うことでの変化について』
池田 微優さん(大商学園高等学校 バスケットボール部出身)
演題 『ベーシックセブン及びスクワットが重心動揺に及ぼす即時効果』
藤澤 佳隆君(上宮太子高等学校 野球部出身)
演題 『高齢者における転倒予防 ~前腕屈筋群と前鋸筋の握力関連性~』
正木 祐也君(太成学院大学高等学校 野球部出身)
演題 『瞬発力と下肢の筋力トレーニングとの関係性』
この学生発表を取りまとめたのが、座長の鈴木 航平君(岡山理科大学附属高等学校 野球部出身)
(開会前、練習に余念がありません)
その鈴木君の感想です。
「まず今年も無事に学術大会を終えれたことにホッとしています。
終始実行委員長に任せきりになってしまい、申し訳ないという気持ちと感謝の気持ちです。
自分は座長として卒業論文発表の進行を努めさせていただきました。
自分も同時期に卒業論文を作成していたのでこの発表に至るまでの過程なども知っておりそれらを含めて真剣な気持ちで聞かしてもらいました。
発表者全員が堂々と発表しており興味深い内容ばかりでした。
また自分自身、発表の場を円滑に進める事ができ良かったと思います。
これからも毎年学術大会は続いていくと思いますが、一年ごとにより良いものになっていけるように頑張って欲しいと思います。」
この校内学術大会は、学生で構成された実行委員会が
企画、運営を担っています。
今回、実行委員会を纏めたのが、3年午前部 小松義彦君(明徳義塾高等学校 野球部出身)。
今大会に向け、構想1年、半年間の準備期間を経て、今日この日を実施することができました。
小松君の感想です。
「2017年学術大会委員長を務めた柔道整復学科午前部3年の小松義彦です。
はじめに履正社医療スポーツ専門学校の伝統ある学術大会の進行、運営を私中心でさせていただく機会を設けてくれました学科長の田中先生、担任の福田先生をはじめ諸先生方には感謝しております。この学術大会で、みんなを統括することの難しさ、運営の大変さを肌で感じ、とてもいい経験になったと思います。
また、リーダーとしての気配り、心配り、目配り等足りなかったですが、同級生をはじめ、2年生、1年生がカバーしてくれたおかげで無事今年の学術大会も成功することができました。
本当に感謝しております。
これからも仕事やいろいろな場面で集団をまとめる機会が出てくると思いますが、学術大会での経験を生かしてみんなを統括できるように頑張ります。」
今大会は、小松君中心に、雨の中での開催でも準備も早く、非常に纏まった運営で、良い大会となりました。
校内学術大会では、この学生発表以外にも、
物療機器展示や
エコーによる観察、
医療書籍販売といった、
学会さながらの構成で、その他にも、2年生による海外研修報告会というのもありました。
次年度は、石川 清将君(中部商業高等学校 野球部出身)が実行委員長として運営してくれます。どんな大会になるのか、今から大変楽しみです。