合宿実習の様子 ~ハチ北高原駅伝合宿~
こんにちは。
アスレティックトレーナーコース教員の部谷(ひだに)です。
先日、初めて淡路島に家族で行ってきました。
大浜海水浴場というところへ行ったのですが、
びっくりするくらい遠浅で、
泳ぎの苦手な娘(小6)の「特訓」にピッタリでした。
ただ、
浅すぎてずっと私は背中が海から出ていたので、
めちゃくちゃに背中を日焼けし、
現在、脱皮中です。。。
さて、
特訓と言えば、
先週、ハチ北高原駅伝合宿という合宿に実習でサポートに入っておりました。
この合宿は複数の高校から、
100人近い陸上長距離選手が集まり、
高原の山道を走り、最終日に駅伝を行う、というハードな特訓です。
それを4名の学生で朝から晩までサポートします。
なので、
ある意味学生にとっても特訓です。
普段の練習よりも上り坂、下り坂を長い距離走るため、
「足がパンパンです!なんとかしてください!」
と多くの選手がトレーナールームへやってきます。
それに対して我々は、
履正社アスレティックトレーナーチームとして協力し、
テーピングやストレッチ、筋膜リリースやオイルマッサージで疲労回復のケアを行います。
この合宿実習の良い点は、
選手の人数が多いので、
とにかくずっと選手の対応を行うことです。
学校で学んだ技術を上達させる練習量がそこにあります。
ちなみに、学生は各合計30人近い選手対応を行いました。
疲労困憊の選手を、
こちらもヘロヘロになりながらのサポートです。
しかし、
「カラダがめっちゃ軽くなりました!明日も頑張れます!」
と学生に言われた学生は、
ヘロヘロになりながらも、
充実している様子でした。
そう、これが現場トレーナーの仕事なんです。
自分の磨いた技術が選手を助ける、
という、良い経験になったことでしょう。
合わせて、
もっと選手のカラダを良くするには?
と考えることも多かったと思います。
普段の実習とは異なり、
数日ですがフルタイムのトレーナーとして活動することで、
多くのことが学べたと思います。
帰りに学生4人と話した際に、
4人全員が「大変でしたが楽しかったです!」と言っていました。
学生は様々な技術を学びましたが、
トレーナーの仕事の大変さと楽しさを感じてくれたのが、
私は教員として、素直にうれしく思いました。
この経験を忘れず、
また普段の実習へ活かしてもらいたいな、と思います。