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2022.07.18
授業風景 ~トレーニング実践~

 

こんにちは。

 

アスレティックトレーナーコース教員の部谷(ひだに)です。

 

 

本日は海の日ですね。

 

皆さん、海の日の由来をご存じでしょうか?

 

海で遊ぼう!という日と思っている人もいらっしゃるかもしれませんが、

 

「海の恩恵に感謝して、海洋国家日本の繁栄を願いましょう」

 

という由来があるそうです。

 

 

 

さて、今日は私が担当している「トレーニング実践」の授業風景です。

 

トレーニング実践という授業では、

 

自分がトレーニングを正しく行えることと、

 

適切なトレーニング指導の練習を行います。

 

 

今回はそれぞれお題を決め、

 

それに対し30分で行えるメニューをプログラム作成し、実際に指導します。

 

 

プログラム作成あたり、テーマは二つあります。

 

 

ひとつは、まずその競技に合ったメニューであるかどうかです。

 

 

例えば「サッカー選手の下半身強化」というお題なら、

 

サッカー選手は前後左右に素早く動く要素が必要なので、

 

それを向上させるメニューをプログラムする、といった具合です。

 

 

そして、もうひとつの大切なテーマは「時間」です。

 

 

実際に選手やチームに指導する際、

 

大抵の場合で時間の制約があります。

 

 

例えば、チームから「45分」でメニューを組んでください、

 

など、時間に関してのオーダーが出ることがあります。

 

 

その場合、トレーナーはメニューの種類、回数、レスト時間、などを考慮し、

 

その時間で行える効果的なメニューを組む必要があります。

 

 

やってみたら時間が足りない、もしくは余ってしまう、というのは効率的でありません。

 

 

与えられた状況下で可能な限り、有効なプロブラムを作成するスキルが求められます。

 

 

授業では、学生が実際に自分作ったメニューを自分で行い、

 

時間的に妥当か確認しながら、プログラ作成してもらいます。

 

 

 

そして最終的には選手へ渡せる状態のメニューシートを作成します。

 

また、それをもとに来週は指導実演を行ってもらいます。

 

なので、今度は説明や見本を見せることも必要になってきます。

 

 

この授業の目標は、競技特性だけでなく、

 

時間を考慮したプログラミングが出来るようになること、

 

そして、相手に伝わる説明やフォーム指導ができるようになることです。

 

 

ここまでを一通り出来るようになると、チームや選手からの様々なオーダーに応えられるようになるでしょう。

 

これは将来に活きるスキルなので、しっかり考え、練習し、身につけてもらいたいと思います。

 

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